認知症患者は今後増える。
身体の不調は認知症だけ!というような人は少なく、抱えているさまざまな疾患のひとつが認知症という人が大半に。
それゆえ、認知症だから○○病棟で、認知症の症状が軽いから○○施設で、みたいな画一的なルールに当てはめていくことは相当難しいだろう。
別に認知症だけではない。心不全も誤嚥性肺炎も似たような問題がある。
地域の医療・介護ニーズがどのように変化し、どのような受け皿が必要となるのか。戦略の基本は、自院のポジショニングだ。診療報酬も介護報酬も大事だが、まず地域から自院をどう認識してもらうかが大事だ。
環境変化を把握し、将来に備える。病床種別ごとに、環境変化と将来への備えを考えてみている、その精神病床版が、今週掲載いただいたCBnewsの記事。
医業利益率の低下を構造的に理解する - CBnewsマネジメント
考え方自体は、一般病床も療養病床も同じようにできるので、参考にいただけると幸いだ。