2025/09/19

データ数の問題の記事を載せてもらいました

メディカル・マネジメントの最新号に記事を掲載いただいた。

 メディカル・マネジメント 2025年9月15日号 Vol.10

1.データから考える医療経営
 急性期を担う中小病院の先行きを不安にさせるデータ数問題


データ数の議論は、本質的な問題に正面から向き合わず(本当に正しく理解していない可能性すらある)、強引な退場ルールを作りかねない(≒地域医療の崩壊につながりかねない)。

以下は文字数の関係?(余計なことを言わないため?)で省略した文章。

本質的な問題は、いったんDPC病棟に入れて、地ケアや回リハ、療養や介護施設に移す「ワンバウンド」の使い方である。本来、DPC病棟で看る必要性の低い患者がDPC病棟に入っている。このような患者は、誤嚥性肺炎などの在院日数の長い疾患が多いから、複雑性係数が高くなってしまう。
その代表的な使い方である「DPCワンバウンド回リハ」は、大腿骨頸部骨折などで他院からの転院のDPCコードの分岐を作ったことで、すでに穴はふさがれた。
24年度改定では看護必要度の救急搬送後のA2点を2日間にしたので、DPC病棟に入れても、全体で看護必要度をクリアするのが難しくなった。

これらの対応をアップデートしていくのでいいのでは?