CBnewsに看護必要度の記事を掲載いただいた。
急性期1のB項目評価は任意にすべき - CBnewsマネジメント
先週、認定看護管理者のサードレベルの講義があったので、書いていた内容・グラフについて看護師の反応もチェックしてみた。概ね、ずれていなさそうだったので、原稿はそのままGoに。
今回のグラフは最新データを使っただけで、いつもの分析なので目新しさはない。ただ、どうしたら分かりやすくなるか多少試行錯誤をした。
主旨は表題に書いたが、個人的な意欲は「タコメーターを引き合いに出すこと」にあった。
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自動車保険のために年1回走行距離を確認する儀式写真(3年前) 14年目で7万キロ弱のうちの車はまだまだ元気 |
自分もそうだが、オートマ車に乗っているとタコメーターはまず見ない。うちの車には付いているが、もしタコメーターがオプションで、外したら1万円安くなると言われたら、確実に外していたと思う。ただ、マニュアル車で、特にスポーツ走行する人にはタコメーターは必須だろう。
つまり、
- タコメーター見てないのに、なんであるの? いらないよね??
- デジタルディスプレイだから自由に選べるよ。見たい人はどうぞ
- タコメーターは必須。ないなら、後付けするよ
といった多様な意見を尊重するには、任意にすべきと考えている。タコメーターがないと安全性が低下する、燃費が悪くなるなどのネガティブな要因があれば別だが、そんな話は聞かない。看護必要度も一緒。B項目を測定しないと患者にデメリットがあるなら話は別だが、おそらくそんなことはない。
現場の負担を減らすことの価値は、少子化で高まる。診療報酬制度もそれに寄り添うべきだ。