2016/05/03

Youtubeをチェック! ~八事日赤の院長講演~

4月下旬、福岡で開催された医療マネジメント学会に行ってきたことは以前ブログでも書いた。半ば日課としている新聞記事、ウェブ記事、Youtubeの動画のチェックをしていたら、その医療マネジメント学会で名古屋第二赤十字病院の院長先生が講演されたランチョンセミナーの模様がアップされていた。コーチングと医療メディエーターの話が中心になっているのだが、非常に興味深く、ためになるものだった。医療マネジメント学会当日は別のランチョンセミナー(鹿児島大学の宇都先生の講演)を聴講しており、それはそれで大変ためになったので、まったく後悔はしていないのだが、こういった形で、後日、裏の講演を聞くことができるというのは大変ありがたいことだ。



最近、学会によっては、すべて録画し、後日、会員にはウェブサイトで視聴できるようにしている話も聞く。また、USBメモリで動画を保存し、販売しているケースもある(自分も買ったことがある)。

遠方まで出向く時間的制約や金銭的制約の解消や、繰り返し視聴による理解度の深化などにおいて、動画配信、配布という手段は非常に良いと思うのだが・・・。(当然ながら、参加費が減る分を埋め合わせるだけの大きなメリットが生じるような配慮は必要である)

ちなみに余談だが、石川院長の講演に出てくる「エクセレント・ホスピタル」は非常に良い本だ。前職で、若手コンサルスタッフの月次会議を仕切らせてもらっていたときに、病院経営関連の書籍の輪読をスタートさせ、その最初の本としてピックアップしたように記憶している(もうだいぶ前のことなので、記憶違いだとしたら申し訳ない・・・)。

2016/05/02

ブロックバスターからネットフリックス、そしてその先の未来へ 医療で考えたらどうなる?

Telemedicine is applied too broadly and it will take time to identify ideal applications - MedCity NewsMedCity News

アメリカの医療制度は日本と異なっている点が多い。そのため、具合が悪い時に、クリニックをすぐに受診できない、救急を受診したらバカ高い、などの問題がある。それを解消するために、ナースプラクティショナーなどが診るミニッツクリニックがあったり、テレメディシンがあったりする。

背景の違いがビジネス展開の速度の差につながっていると理解しているのだが、先日、興味深い意見を読んだ。

Healthcare Transformation: The Future of Telemedicine. - PubMed - NCBI
上のTelemedicine and e-Health のStephen K. Klasko氏へのインタビュー記事だ。印象に残った箇所を記憶の範囲で書いてみた。
2030年の未来を考えてみよう。そんな先のことだからと無視していたら取り残されてしまう。2029年に突然新しい未来がやってくるのではない。もう既に2030年に向けて少しずつ変わっているのだ。
テレメディシンは次第にメディシンになるだろう。今では『ネット』バンキングを特別視しておらず、それはもうバンキングの当たり前になったように。また、テレメディシンという言葉より、ホームメディシンの方がしっくり来るかもしれない。家で受けることができるサービスを考えるべきだろう。ブロックバスターがネットフリックスに取って代わったように、DVDをメールボックスに取りに行くのも億劫な人がテレビの前でネットフリックスを使う。もしかしたら未来はテレビのスイッチを入れることすら億劫になるかもしれない。そうしたら、未来にはネットフリックスが脳の中にチップで埋め込まれてしまう可能性だってあるだろう。
同じようにテレメディシンの進化というのは、家で医療を受けることにより、まったく異なる経験・価値を提供するようになるかもしれないだろう。
勉強不足を痛感したため、海外での事例を調べていた。以下、テレメディシンのサービス紹介。ただのリンクだが共有しておく。

2016/05/01

店の外に第1類医薬品の箱が並べられていたので、思わず写真をパチリ

昨日通りかかった近所の薬局。
店の外の道路に面したところで、アレグラやアレジオンの宣伝をしていた。おそらく箱が並んでいても中身は空のものだろう。

近所のコンビニ併設型調剤薬局の店の前の光景

今日から5月で、花粉症はだいぶ落ち着いてきた頃と思われる(下のgoogle trends参照)のだが、このゴールデンウィーク前半、かなり花粉症がきついというコメントをtwitter等で多く見かけた。



写真で紹介した花粉症の宣伝は、残っている在庫を売りたいのか、はたまた、意外と花粉症厳しいここ数日の状況を鑑みて、患者想いのセールを実施しているのか、真相は定かで無い(「応援セール」なのだから、後者だと信じたい。薬局を応援するセールではないはず・・・)。

ちなみに、ロキソニンSはアレルギー対策にならない気がするのだが、それは気にしてはいけないことか。

ロキソニンS(詳細)|第一三共ヘルスケア