2016/05/02

ブロックバスターからネットフリックス、そしてその先の未来へ 医療で考えたらどうなる?

Telemedicine is applied too broadly and it will take time to identify ideal applications - MedCity NewsMedCity News

アメリカの医療制度は日本と異なっている点が多い。そのため、具合が悪い時に、クリニックをすぐに受診できない、救急を受診したらバカ高い、などの問題がある。それを解消するために、ナースプラクティショナーなどが診るミニッツクリニックがあったり、テレメディシンがあったりする。

背景の違いがビジネス展開の速度の差につながっていると理解しているのだが、先日、興味深い意見を読んだ。

Healthcare Transformation: The Future of Telemedicine. - PubMed - NCBI
上のTelemedicine and e-Health のStephen K. Klasko氏へのインタビュー記事だ。印象に残った箇所を記憶の範囲で書いてみた。
2030年の未来を考えてみよう。そんな先のことだからと無視していたら取り残されてしまう。2029年に突然新しい未来がやってくるのではない。もう既に2030年に向けて少しずつ変わっているのだ。
テレメディシンは次第にメディシンになるだろう。今では『ネット』バンキングを特別視しておらず、それはもうバンキングの当たり前になったように。また、テレメディシンという言葉より、ホームメディシンの方がしっくり来るかもしれない。家で受けることができるサービスを考えるべきだろう。ブロックバスターがネットフリックスに取って代わったように、DVDをメールボックスに取りに行くのも億劫な人がテレビの前でネットフリックスを使う。もしかしたら未来はテレビのスイッチを入れることすら億劫になるかもしれない。そうしたら、未来にはネットフリックスが脳の中にチップで埋め込まれてしまう可能性だってあるだろう。
同じようにテレメディシンの進化というのは、家で医療を受けることにより、まったく異なる経験・価値を提供するようになるかもしれないだろう。
勉強不足を痛感したため、海外での事例を調べていた。以下、テレメディシンのサービス紹介。ただのリンクだが共有しておく。






American Well: Telemedicine Technology Solutions






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