2016/01/12

白血病も増えている(データの追加と差し替え)

急性白血病についても同様の図を作成した。

急性白血病 2013年度件数増減比率(2011年度比)

どう見ても、東北・東京だけが顕著に増加しているとは言えない結果だ。


ちなみに、今朝示した白内障の図、都道府県が重なっているところは色が赤く出てしまっていたため、誤解が生じないよう、都道県事のベタ塗りに変えた結果も示しておく。やはり、こちらも仙台だけが増えているとは言えない結果だ。

白内障 2013年度件数増減比率(2011年度比)

病院個別でみれば、前年の倍の件数になったり、半減したりする。これは医師の異動などが大きな理由であり、その地域で、急に疾患が増えることを意味しているわけではない(胆管がんや骨髄異形成症候群など、特殊な疾患に限定すれば、例外はあるかもしれないが)。

例えば、データ上は、急に虫垂炎が増えた病院、なんていうのも見つかる。だからといって、虫垂炎になる人が急に増えた、ましてやそれが放射線の影響だ、と言い切るのはあまり現実的ではないだろう。ただし、放射線の影響が絶対にないと断言するデータも持っていない。言いたいのは、個別の病院の症例数の増減で、マクロな傾向を論じてはいけない、ということだ。