2016/02/18

薬局内は、広告料を得るのに最適な場所?

昨日の日経MJに「お薬、動画で患者に優しく」という記事が載っていた。関連記事が日経デジタルマーケティングのウェブサイトにもあると書いてあったので見てみたところ、下記のものが見つかった。

アイセイ薬局がデジタルサイネージで独自サービスや健康情報などを訴求 日経デジタルマーケティング

この記事は日経デジタルマーケティングの定期購読者のみが読めるようなので中身は見られなかったが、冒頭の日経MJによれば、次のようなものを流しているらしい。(下記は日経MJ記事の内容を基に整理)
  • 処方されるクスリの種類が多い場合に、飲み間違えるリスクを防ぐために朝、昼、晩などに飲む複数のクスリを1つにまとめる「一本化調剤」
  • 高齢者などの自宅に、薬剤師がクスリを届けてくれる「薬剤師(自宅)派遣サービス」
  • アイセイ薬局が開発した電子お薬手帳アプリ「おクスリPASS」
  • 早めの対策を訴える「花粉症対策」キャンペーン(1月4日から) 

1点目は記事で一本化、一本化と繰り返されていたのだが、一包化のことだろう(もしかして、一本化とも言うのか??)。

興味深かったのは、次の一文。
今後は広告メディアとしても活用していく方針。既に製薬会社などに働きかけており、今年5月ごろから本格的な広告出稿が始まり、早期に事業としての黒字化を見込むという。
へぇ。黒字化を見込んでいるらしい。

ヘルス・グラフィックマガジン(最新号は花粉症)など、面白い取り組みをしているアイセイ薬局だからこそ、薬局内のスペースに広告を出すというアイデアを実行に移したのかもしれない。

ヘルス・グラフィックマガジン|アイセイ薬局の取り組み|ご利用者さま|調剤薬局のアイセイ薬局

他と違うことをしなければ、薬局は生き残っていけないかもしれない。