2022/07/10

データの「可視化」が重要なのではなく「何か」を感じる力が大事

感染対策の届出状況の違いは地域連携への温度差か - CBnewsマネジメント

感染対策向上加算の分析記事をCBnewsに掲載いただいた。

届出の分析。改定直後の安直な分析かもしれないが、参考にしていただける点があると思いながら、原稿を書いた。今回は二次医療圏別の分析をなども加えた。なぜなら、この届出状況の違いには、地域の連携状況が透けて見えるから。

個別の取り組みの話を聞いていることがデータで裏付けられないか考えた。ただ、記事でも書いたが、いろいろな切り口で試みた相関分析はダメだった。そこまできれいに関係性が見えるほど単純なことではなかった。

都道府県別の地域差が生じているのは、改定直後でまだ落ち着いていないせいとしたのは、他の項目の状況なども含めた判断。なお、改定前の感染防止対策加算の届出は下のグラフくらいのばらつき。せいぜい2倍程度。つまり5倍の開きには違和感あり。


届出の状況から、いろいろな情報が見えてくる。しかし、まだまだ経験が足らない。先日、MMオフィス工藤氏から、○○の項目を見てほしい、と頼まれた。自分にはピンと来ないものだったが、工藤氏は何か感じるところがあるらしい。この感度の高さが実力を如実に表している。まだまだ努力しなければ。