先週、ある病院の理事長から聞いた人材確保の取り組みが興味深かった。コロナ禍で外国人の看護・介護のスタッフ確保が難しくなったと思っていたが、その法人では、独自の方法で外国人のスタッフが十分確保できるようになったとのこと。取り組みの肝となるのは、ターゲット選定、福利厚生、行政交渉など、いくつかあると理解した。ノウハウの積み重ねが圧倒的な優位性を築いていて、他が追いつけないものだと思った。
新しい独自アイデアで取り組めば、優位性を築ける反面、失敗するリスクも高い。ただ、そのようなアイデアを思いつくこともすごいし、それを進められる力もすごい。
新しいアイデアと実現といえば、これ。
「4病院から『2病院1棟』という新しいスタイル。」 とのこと。3階から4階なら「転棟」だけど、3階から5階なら「転院」になるのか。
病院と老健が一緒、病院と有料老人ホームが一緒、などなど。いろんなアイデアがある。
2フロアで1病棟にしたり、動線が特殊だったり、大きな道路をまたぐ渡り廊下や複数病院をつなぐ連絡通路があったり、普通と異なるケースに驚かされることもよくある。
つくづく、新しいことを思いつく人はすごい(行政との交渉力も半端ないと思われる)。