葬儀屋はそろそろ最も暇な時期に突入するはず・・・ - 医療、福祉に貢献するために |
人口動態の死亡者数の季節変動と相関がありそうだったので、売上高=死亡者数×単価で表すことができ、単価は変わっていないと考えた。
今回はその検証だ。
単価の推移(下のグラフの青線。単位は右軸)を見たところ、周期性があるではないか!!
葬儀業における単価と従業者1人あたり取扱争議件数の推移 出所: 経済産業省 特定サービス産業動態統計調査 長期時系列表(2000年1月~2016年3月) |
競争原理が働くなら、忙しい時期は、黙っていても仕事が来るのだから値段を高くし、暇な時期は取り合いになるため値段を下げるべきだが、どうやら逆である。穿った見方をするならば、暇な時期は一生懸命に単価を上げ、売上を維持しようと努力しているのかもしれない。
・・・というようなことを考えていたら、夏の葬儀が高いのはドライアイス代が余計にかかるからでは? という意見まで出てきた。
いずれにしても面白い単価の変動である。次回、この上のグラフを分かりやすい形に変えてみたいと思う。