今後、注目を集めるであろう取り組みのひとつに、ヘルスケアポイントがある。日本人に限らず、ポイント制度は好きな人が多いのだろう。
ポイントカード、平均9.9枚所有 企業の76%がポイントサービスで売上伸を実感:株/FX・投資と経済がよくわかるMONEYzine |
先週公表された日本再興戦略 -JAPAN is BACK-(http://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/pdf/saikou_jpn.pdf)のP.63にヘルスケアポイントへの言及がある。
○ヘルスケアポイントの付与大規模な実証実験をするということで、どういう取り組みが有効か、どのようなインセンティブが良いか、議論が活発になるに違いない。
・ 総合特区の枠組みを活用し、地方自治体の国民健康保険や企業の健康保険組合等における ICTシステムや健診データ等を活用した健康づくりモデル(予防)の確立のための大規模実証を実施(来年度より)。この取組の中で、ヘルスケアポイント(運動等の健康増進に関する取組・成果に対して付与され、健康・介護サービス施設や地域商店街等で利用するポイント)自体を用いた大規模実証実験を、今後推進する。
ペナルティーではなく、ポジティブなインセンティブでコントロールするには、即、費用対効果の議論になり兼ねないが、本当にそうあるべきかも含め議論が進むことを期待している。また弊社でも分析等を通じ貢献できるよう努力したい。