今日の日経産業新聞の記事が非常に良いことを言っていた。一部引用する。
栄養不足を解決する上で管理栄養士の役割は大きい。薬や点滴を使う前に食事を見直す。例えば、かぼちゃの煮物に牛乳を足した簡単な介護食のレシピを伝え、症状の改善につなげる。高齢者のみならず、栄養状態を改善することは非常に重要だ。近年、病院でも管理栄養士の介入が増えている。
新聞記事では管理栄養士が患者の自宅へ訪問したケースの報酬制度について指摘している。
ただ、管理栄養士が患者の自宅に訪れるには制度上の課題がある。介護保険制度では、病院の管理栄養士は月2回の介護保険が適用され、患者の費用負担を軽くできる。だが、薬局の管理栄養士は保険適用外だ。このため、一部を患者負担の有料サービスで実施するなどして対応している。そのような問題があったのか。恥ずかしながら、正しく理解していなかった。記事の結びもそのとおりで、非常に強く同意だ。
食事の改善で薬の量が減り、体調が良くなる高齢者も多い。長い目でみれば医療費削減の効果も見込めるのに、現場と制度がかみ合っていない。制度を見直す必要がある。
余談だが、日経産業新聞なので、ネットで読めないかも・・・