2017/06/29

能動的な行動力こそが大事

次期改定の大きな論点となるであろう重症度、医療・看護必要度。中医協で色々資料が出始めてきた。

7対1病棟における看護必要度の該当患者割合
出所: 中医協資料
ここで、昨年9月のCBnewsの拙稿をご覧いただきたい(有料会員でないと2ページ目を見れません、ごめんなさい)。

改定見据え、看護必要度データの精度向上を - CBnewsマネジメント 改定見据え、看護必要度データの精度向上を - CBnewsマネジメント
勝手な想定で、下記のようなグラフを示していた。
看護必要度の該当患者割合施設分布(イメージ)

このグラフでは10対1も含め、だいぶ細かい分類・区分を想定していたが、厚労省の資料はさっぱりとしたものだ。とは言え、中身はほぼ同じだ。

つまり、こういうデータが出てくることは予想ができていたわけであり、すべきことも見えていた。ここで大事なのは、当たった、当たらなかった、ではない。こういう将来が想定されるなら、何をすべきか考え、そして、実行に移すことだ。

このような能動的な行動力こそが、病院経営を大きく左右する。