来月13日に、病診連携のデータ分析をテーマに、お話させていただく機会をいただきました。ご関心がありましたら、ぜひ、お申し込みください。(下記リンクから、簡単なコラムもダウンロードできます。お読みいただけますと幸いです)
いますぐできる病診連携の強化と未来の強化を考える 〜連携強化に貢献するデータ分析とは〜 - 株式会社医用工学研究所
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いますぐできる病診連携の強化と未来の強化を考える 〜連携強化に貢献するデータ分析とは〜 - 株式会社医用工学研究所
近年の診療報酬改定の傾向として、入院料や指導料、加算の要件に、別の加算の届出などが入っているケースが目立つように感じている。(ただ、あくまでも感覚的なもので、定量的な基準ではないので、この辺りも検証してみたいが・・・)
そのような観点で考えると、認知症ケア加算を届出していないところは、危機感を持った方がよいのではというのが、今回のCBnewsの記事。
認知症ケア加算が要件化されるなら、どの入院料が対象になるだろうかと考えたときに、まっさきに地ケアが思いついたので、その届出状況を見た。
認知症ケア加算が入院料の要件になる未来 - CBnewsマネジメント
おそらく認知症患者がまったくいない地ケアなど存在しない。地域包括ケアシステムの要として、さまざまな施設と連携し切れ目のない認知症ケアを提供していくためには、認知症ケアの体制面での充実は不可欠だろう。
次回改定では、身体拘束の評価など、認知症ケア加算の見直しはほぼ確実と言われているが、そもそも届出していない施設・算定していない施設では、そのケアの実態が把握しづらい。そういった意味でも、届出を強制にするような方向性は十分ありえるのでは・・・と考えている。
現時点で届出していない施設も、次回改定までは時間が十分ある。ぜひ記事を参考に検討していただければと思う。
緊急整復固定加算と超急性期脳卒中加算の意外な関係 - CBnewsマネジメント
届出も算定もかなりハードルの高い緊急整復固定加算・緊急挿入加算の話。
なるべくシンプルな分析になるよう意識した。ただ、術前日数の分布は、「平均」術前日数の分布なので要注意(術前日数の分布ではない)。
「平均の分布」と「値自体の分布」は、一見、同じように見えるが、全然違う。分析の失敗あるあるだが、平均値の平均、なんてものを見たら、頭の中でアラートが鳴りひびかないとまずい。
「可視化」の無駄遣い。看護職員処遇改善評価料の届出を病床規模ごとに見たもの。(ただし、まだ一部県は情報が開示されていない※ので、現時点で判明している地域のみ)
これをみて、「まぁ、そうだよな」という感想以外、思いつかない。地ケア・回リハなどの後方病床を持つ・持たない、精神病床を持つ・持たない、などの切り口でも、同じように可視化したが、おおよそ想定の範囲内。
ただ、新しい発見がなかったから、可視化が無駄だった、とは考えない。「やはりそうだった」「自分の仮説は正しかった」と確証を得るには、この可視化のプロセスが必要だった。
また、もしかしたら、後々自分で何かに気づくかもしれない。さらには、何かに気づいた誰かが、自分にフィードバックをくれるかもしれない。この世に無駄な可視化などない。そう自分に言い聞かせている(だけど、無駄なこともあるよなぁ・・・、今回とか)
※11/30調査時点で、宮城、愛媛、高知、長崎の4県は不明、11/30に更新された福岡は未反映