2023/10/27

看護必要度の記事を書いたけど、ブログは個人的な愚痴です

ある学校の5教科のテスト。平均点は300点(国語・数学・英語は平均点が40点。理科・社会は90点)だったとする。


ちょっと良かったAさん320点(国70点、数80点、英70点、理50点、社50点)と

ちょっと悪かったBさん270点(国30点、数30点、英40点、理80点、社90点)がいたとする。


AさんとBさんは平均300点に対し50点差なので、すごく大きな差ではない。


ただ、国数英の主要3教科で比べると、平均120点に対し、Aさん220点、Bさん100点となり、ダブルスコア以上の差に。


理科と社会の暗記が得意なBさんは、Aさんと違って苦労しそうな雰囲気である。一方、Aさんは自力勝負であまり勉強しない点が、理社の悪さに。


突然、意味不明なことを書いたが、これが先日のCBnewsの記事の内容。評価軸が5教科から3教科に変わるなら、いままでと違う差があぶり出される。自分の病院がAさんタイプか、Bさんタイプか。どちらであるか把握しておくべき(もちろんテストの話などではなく、看護必要度のデータ分析結果を基に、対策やあるべき評価制度などについて真面目に書いた)。

B項目廃止なら同時に評価すべき取り組みとは - CBnewsマネジメント

(最近掲載してもらったと思ったけど、18日掲載なので、もう10日くらい過ぎてた。ここ最近の記憶がない・・・)


ちなみに、マニアックな話をすると、5教科のテストは、平均点も分散もばらばらで、それをただ単純に足しただけでは、総合力を判断することはできない。今回の例のように平均点が大きく異なっていれば、実力のある生徒は、国数英では差がつきやすく、理社では差がつきづらい。5教科を均等に足した評価をするならば、点数の分布を合わせる必要があり、一般的なのは偏差値だろう。5教科の平均偏差値(5教科の合計点の偏差値ではない)であれば多少ましになる。ただ、それも絶対ではなく、結局、科目ごとの点数の分布次第というのが難しいところだ。

なお、今回登場したAさんでもBさんでもない、とても成績の悪いCさんが同じ屋根の下に暮らしていて、大変悩ましい・・・ということを愚痴りたくて、ついついこんなブログに。

2023/10/13

特定の病院広報誌に過去最大の感情移入

あまり芸術とか美術とか、そういう類の趣味があるわけではないのだが、何だかとても気になっているイラストレーターさんがいて、本を買ったり、カレンダーを買ったりしていた。作品の中にはうんこドリル(うんこドリル カタカナ4さい | Amazon)の挿し絵なんてものもあり、おもわず、これも買ってしまった。

そんなイラストレーターさんが、愛仁会千船病院の広報誌の表紙を手がけたと知り※、勝手に大興奮。

社会医療法人 愛仁会 千船病院 広報誌 虹くじら


色々な病院の広報誌を見るのは仕事上日常的にあるのだが、仕事抜きで、個人的な感情が全面に出た状態で、広報誌を見るのは初めての経験かも・・・。

ちなみに、言うまでも無いが、中身も間違いなく素晴らしいので、ぜひみなさまご覧になられては!!

※2週間前に見かけたインスタの投稿

2023/10/12

貴重な医療・介護の働き手を地域で融通することが大事なわけ

医療提供体制と医療需要のミスマッチは、地域医療構想などにより可視化が進んだ。また、ミスマッチがあったとしても、単純に機能転換の必要性を感じるわけではないことは、多くの医療関係者の共通認識だろう。機能転換の必要性は、需要のミスマッチだけで喚起されるのではなく、大抵は、診療報酬改定などの制度変更、患者確保などの周辺施設との競争環境の変化などの理由で切迫感を持って感じるものだ。

ただ、先駆的な組織は、そうなる前に、潮流を読み、手を打っている。その違いは大きい。

今回のCBnewsの記事は、病床機能転換の先、医療から介護へのシフトをテーマにした。

一般病床から介護医療院に転換できる? - CBnewsマネジメント

これも先駆的なところでは当たり前すぎて、つまらない話だろう。ただ、病院しか持たない組織においては、取りうる選択肢が限定的である。それだけに、全国のさまざまな取り組みを参考にしたらよいのでは、と考えている。

記事で示した分析結果は、地域の貴重な人材について、今後、流動性を高めることが重要であることを示した。

と堅苦しい話を書いたが、もともとのこの分析は、10年ほど前に、さまざまな職種の必要人員数を試算したときの内容、ほぼそのまま。分析もうまく流用して、エコに・・・(介護まで広げたので、多少は進歩したか)。

2023/10/02

半年後のための仕込みを開始!

来年4月。半年後の話です。

超・完全解説! 2024年度診療報酬改定セミナー |東京法規出版

日本医師会ORCA管理機構主催のセミナーで、MMオフィス工藤氏とご一緒させていただきます。事務連絡を受けた直後にあれこれ戦略を考える機会を目指して、企画を練りました(アイデアを出したのは、工藤氏をはじめ、ほぼ他のみなさまで、自分はうなずくだけでしたが)。

幸せなことに、他にもいくつか工藤氏とご一緒させていただく機会に恵まれておりますが、他の回と違う内容をご用意できるよう準備してまいります(先々月から一部新しい内容の仕込みをはじめました。それが使えるかは未知数ですが・・・)。

アーカイブ配信もあるそうなので、ぜひご参加ご検討ください。