公開されているデータを基に分析をしているため、病院名をオープンにした比較を行っている。例えば、在院日数の比較であれば、長い=悪い、短い=良い、とは一概に言えない。しかし、どのような状況にあるか把握する方法があるのに、把握せず、在院日数が原因で経営悪化を招いているとしたら、大問題である。自院の状況・背景を理解した上で、周辺病院などがどのような医療を行っているか理解し、改善を図るのは重要である。多くの病院が利用している高価なベンチマークシステムが、今回の記事で検討したような在院日数の比較程度しか使わないのであれば、そのようなシステムは不要であり、公開データで十分事が足りるどころか、むしろ有益なくらいである。
病院指標の公表開始、新たな着想のヒントに https://www.cbnews.jp/news/entry/50480
DPC.go.jp みたいな医療情報一元管理サイトを作って、データの資源化をすべき - 医療、福祉に貢献するために |