そこで、血圧計の保有状況と、未所有者における購入意向について調査(インターネット調査 N=100。30歳以上男女。2014年3月調査実施)してみたところ、30代まではほとんど血圧計を保有しておらず、50代ではすでに保有している状況が見えてきた。つまり、40代で購入することが推測される。
血圧計の保有・購入意向状況 |
さらに、まだ血圧計を持っていない人に、購入を考えているか、それは男性か女性か聞いてみた(質問対象は男女比、半々)。その結果、購入を考えている人は男性が多く、女性はあまり考えていないようだ。
血圧計の購入意向状況(男性・女性区分つき) |
つまり、血圧計は、40代の男性が好きそうなアイテムにすれば、もっと身近になるのかもしれない。以下は余談だが、こんなコンセプトの血圧計なら、買ってみたい、と感じる人が少なからずいるのではないだろうか。
例えば、カッコいい、ガジェット、みたいなイメージならば、こんな感じ↓
シリーズ7| ブラウンの電気シェーバー | Braun |
スマート、ならば、これ↓(withingsに近い製品になりそう・・・・)
ヤマギワオンラインストア | 電話機 | Jacob Jensen(ヤコブ・イェンセン)「T-3 Telephone」[485T3] |
ちなみに大本命はこれ↓
価格.com - どこでも血圧計 BP-1DJ の製品画像 |
カシオが10数年前に発売した「どこでも血圧計」という腕時計型のものを、最新のウェアラブル端末に載せると、一気に血圧計が身近になるに違いない。すでにGoogleなど様々な企業が考えているに違いないが、逆に言うと、GoogleやAppleといった企業が主導権を握ってしまったら最後、オムロンやタニタといった日本のメーカーの地位は危うい。ジリ貧にならないためにも、先手先手で開発するしかないだろう。