自社機器データは囲い込みかオープンか、オムロンヘルスケアが「OMRON connect」で下した決断 - 日経BigData |
この日経BigDataの記事では、これまで自前主義であったことや、
「ウェルネスリンク開始当時は、データを使うアプリは少なかった。だからダイエット支援サービスも含めて自前でやってきた。今は、そうしたサービスが広がり、当社は機器メーカーとしては各サービスでたくさん使ってもらうことがカギになる」グローバル戦略においてオープン化が重要であることについて述べられている。
自社の健康管理サービスにしか対応しない機器ではなく、世界中の様々な健康管理アプリ・サービスで記録したデータを使えるようにする。それにより機器のシェアを一層拡大させるのが方針転換の狙いだ。そのとおりだと思う。個人的にオムロンの製品が好きで、ウェルネスリンクの長年の愛用者なのだが、オムロンはデータをオープンにした方が、もっと製品の周りが盛り上がり、製品自体も売れるようになるのでは、といったことを3年ほど前に述べた。
アイデアを加速させるには - 医療、福祉に貢献するために |
このときはWithingsの取り組みと比較し、オープン化の重要性を述べた。3年前に比べ、このような機運・理解度が高まったのだろう。今後、このような動きは様々なところで加速していくに違いない。