テーマとなった動画はこちら。
さっそく座談会の様子をお伝えしよう。(ちなみに弊社代表はオブザーバー参加で、会話に口を挟んでいない)
3行でまとめると、
・意味なさそう
・薬剤師の価値が分からない
・予算を使うなら、お薬手帳の診療報酬を無料化(もしくは低減)しろ
といった感じで、非常に辛辣な意見が続いた。
あくまでも、薬局の業務や薬剤師の役割等を知らない一般人の会話であることを承知いただいた上でお読みいただきたい。また、そのまま書き起こしているので多少ひどい口調である点もお許しいただきたい。
以下、座談会
------------------------------------------------------------
「ピンバッジだって。お金の無駄じゃない??」
「予算があったから作ったのかな。ピンバッジが健康づくりに貢献するとは思えないね」
「オリンピックとかもそうだけど、ピンバッジ、ちょっとしたブームっぽくない?」
「確かに!」
「きっとさ、自治体向けにピンバッジの営業をしている業者とかがあるんだよ。『余った予算でお手軽に』みたいな感じでさ」
「最近、どこでも血圧測れるよね」
「薬局でわざわざ測らせようとすると、『血圧計を売ろうとしてるな?』とか思っちゃう」
「薬を売ろうとしてるんじゃない? サプリメントとか漢方薬とか、いろいろあるじゃない」
「商魂たくましい感じ? 相談に乗るってよりも(笑)」
「でもさぁ、医者の帰りに薬もらいに寄っているのに、そこで血圧なんて測るかな? しかも、そこで高めですねって言われても、微妙じゃない??」
「医者に診てもらってるだけにね、いまさら薬剤師がそれを言う?みたいな」
「かつての町の薬局の機能として気軽に相談に応じたいだって。そこに戻りたいんだね。」
「でも薬剤師って、何で6年も勉強してるんだろ? やってることって、私でもできそうじゃない?」
「何でだろうね。はいって薬渡してるだけだもんね。」
「すごい勉強してるんでしょ? あの相談(血圧の相談)だけなら、私にもできそう(笑)」
「できる、できる(笑)」
「毎日血圧測ってね、って言えばいいんだもんね。研修、受けなくても大丈夫かも」
「薬、もらわずに帰ったおじいさん、いたね。あの人は何で相談に来たんだろ??」
「テレビ取材のための仕込みかもよ(笑)」
「検診の案内とかだったら、広報誌とか、市役所とかで十分だしね。」
「気軽に相談している絵が欲しかったんだよ、きっと」
「健康づくり支援薬局で予算を使うくらいだったら、そのお金で、お薬手帳を持って行くと高くなる分を割り引いたりしてくれればいいのに。これ、いいアイデアじゃない?」
「ほんと、お薬手帳を持って行くと高くなるって意味分からないし。」
「ピンバッジより、その方が、健康に貢献するよ、きっと」
「間違いない!!」
以上、座談会
座談会は、お薬手帳の話に脱線し、電子お薬手帳から、iPhoneアプリへと話題が移り、収拾がつかなくなった。
後日、これらの座談会の内容を整理した上で、どうあるべきか考えてみたい。