課題解決には、一律に「こうすれば絶対大丈夫!」という策はなく、地域ごとの事情に対処する必要があることを述べた。解決策は様々あることは承知で、地域医療連携推進法人の活用余地について、色々アイデアを紹介させていただいた。
大事なことは、地域医療連携推進法人は地域医療存続のツールのひとつであり、使わなければならないものではない。しかし、解決策が限られているのであればなおのこと、知っておいて損はないだろう。
また、時間軸も少し長めに取ることが重要だと考えている。これはトランプでたとえると手札として1枚増やしておくようなイメージだ。この手札は使わないかもしれない。もっといいカードがくれば、当然、そっちを使う。でも他に来なかったら、これを使う。先が見えない病院経営環境であるからこそ、手札を増やしておくことは大事なことだ。(麻雀にたとえると・・・、もっと良い表現ができそうなのだが、ピンとくる人も少なくなりそうなのでやめておく)
先日、自分以外の演者の方々も含め、セミナーの内容をまとめたレポートが発行された。もし内容に興味をお持ちいただけたら、どうぞ遠慮なく、お近くの野村證券の支店に「ヘルスケアノート」が欲しいとお伝えください。
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