SCAI 2017 Scientific Sessionsで発表されたロボット支援PCIのトライアルの結果が興味深い。
橈骨動脈アプローチ452例、大腿動脈アプローチ298例で、それぞれかなり高い成功率になったと記事では書かれている。(成功の定義は、マニュアルアシストを要さない、入院を必要とする心血管有害事象が発生しない等)
そもそもロボット支援のPCIシステム自体を知らなかったので、色々と興味深い内容だ。動画を見た感じでは、ロボット支援手術システムのダヴィンチを想像すればよいと思う。
正直、カテーテル検査・手術は職人技の世界だと思う。ハイリスクな患者も含め、すべての患者の検査・治療がこのようなシステムで置き換わるとは考えにくい。しかしながら、医療チームの被曝量低減やロボット支援による精密性の向上などは、従来手法では得難いメリットであり、技術の進歩は、着実に何かしら世界を変えようとしているように感じた。
ちなみに、冒頭の記事はCorPath 200という旧来システムでの評価で、上の動画に出てくる最新機種のCorPath GRXはFDAの承認を得ているとのこと。今後が楽しみな技術だ。