2017/05/05

パフォーマーとトランスフォーマー、ハイブリッド型の人材活用をテーマにした記事

日経ヘルスケアの2017年5月号に「データ分析を病院経営に活かす」というタイトルの記事を掲載いただいた。これまでセミナー等で繰り返し述べているデータに基づく経営について書かせていただいた。内容はデータ分析のテクニックではなく、人材育成にフォーカスしたものとなっている。

(余談だが、文章力のない自分が書いた元の原稿は、校正の超絶的な手入れにより劇的に読みやすさをアップさせている。まるで自分の文章とは思えない出来栄えに)

日経ヘルスケア 2017年5月号 P.59~
4月あたまくらいにこの原稿を書いていたのだが、先週、下の記事を読んだ。

「業績を担う人材」と「変革を担う人材」、組織変革で二つの異なる才能を共存させる | 未来の日本企業への提言|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー 「業績を担う人材」と「変革を担う人材」、組織変革で二つの異なる才能を共存させる | 未来の日本企業への提言|DIAMOND ハーバード・ビジネス・レビュー
この記事から、一部抜粋。
同時並行で進行する数々の破壊的な変化の最中において、我々が議論を重ねる企業の中には、未来志向の新たな取り組みを前進させる企業がいくつか存在する。こうした企業の共通項として見られるのは、「業績を担う人材」と「変革を担う人材」という二つのまったく異なる性質を持つ人材群を同時に利活用し、短期的な成果と長期的な変化の難しいバランスを実現する、ハイブリッド型の人材活用の考え方の採用である
 「業績を担う人材(パフォーマー)」と「変革を担う人材(トランスフォーマー)」の話は、まさに今回日経ヘルスケアに載せていただいた内容に通じるもので、病院ではパフォーマーの育成に偏重していて、トランスフォーマーの視点が欠けていることを述べさせてもらった。

ハーバード・ビジネス・レビューの記事には人材採用や評価にも触れられている。日経ヘルスケアの原稿では採用に深く触れていないが、これまで様々な医療機関のトップ層とのディスカッションから得た知見について簡潔に述べさせてもらった。

というわけで、ちょっとこじつけ感があるかもしれないが、日経ヘルスケアの拙稿、お読みいただければ幸いだ。