2014/05/27

都道府県間の医療費格差だけでなく、介護にも差がある


医療費抑制目標、都道府県ごとに 政府方針  :日本経済新聞

このニュースが流れ、facebook上では「知らなかった」「何でだろう」などのコメントが見られた。日本の医療費は、西高東低で、医師の数とベッドの数と強い相関がある。自治体などを回るときは、これらのグラフを携えて、話を切り出す事が多い。

健康保険組合などにも取り組みを促している。これは「データヘルス計画」として、話が進んでいる(以前ブログに書いた内容は以下を参照)


上述のとおり、医療費には格差がある。これは介護もである。

65歳以上人口1人あたりの介護給付費
出所: 国立社会保障・人口問題研究所 人口統計(2010年)、厚生労働省 介護給付費実態調査(2013年6月)を基に弊社が作成
介護は九州・四国・日本海側が高く、太平洋側が低い。費用が高い県は介護が充実していると捉えることができる反面、財政負担が大きいとも言える。どうすべきか。目標(あるべき姿)がなければ、どうにもならないだろう。

医療は当たり前の方針を決定したまでだが、非常に大事なことだ。