2014/10/20

医療費の支払いに困ったら、まず相談

最近テレビでがん保険のCMを頻繁に見る。おそらく、お金には困っていないであろう芸能人が保険の重要性を説く内容に若干違和感を覚えるのだが、相互扶助の理念は大事だろう(でもCMをしているくらいなので営利的な側面が強いことは否めない)。

それはさておき、医療費の支払いに困っても、日本には様々な制度があることをご存知だろうか。例えば、大塚製薬のホームページに分かりやすい解説がある。

各種医療費助成制度と医療サービス | ADPKD.JP ~多発性のう胞腎についてよくわかるサイト~ | 大塚製薬

よく知られている制度以外にも、様々な制度がある。しかも、医療機関側の期待としては、通院・入院前から、こういった制度に対する理解・活用をしておいて欲しいのだ。

入院し手術も終わり、いざ退院・支払いという段階で「実はお金が・・・」と切りだされるのならまだマシだ。支払いせず帰られてしまうのが困る。できれば、入院前、せめて入院中に相談してくれていれば、何とか対応ができるのだ。

どこに相談すれば良いか。病院の窓口か、もしくは健康保険組合(国保なら市区町村)の窓口に最初に聞くと良い。

例えば、大津市のホームページだが、乳幼児をはじめとした、様々な人を対象にした助成制度がある。

福祉医療費助成制度│大津市ホームページ

また、医療機関側でも、無料低額診療事業など、様々な制度がある。

無料低額診療事業 制度の説明

このような情報を得て、学んでおくことは、健康維持の次くらいに大事なことなのかもしれない。こういったこともヘルスリテラシーのひとつと言えるだろう。