2014/10/29

薬の名前、いろいろあって大変

今日の日経産業新聞。『エーザイ「顧客歓喜」めざし改善、薬の形状や表記見直し』という記事が出ていた。

アリセプトのゼリー剤の製品化や、錠剤表面に「アリセプト」とカタカナで印字したり、新たな取り組みをしていることを紹介していた。

例えば、パリエットでは、こんな感じだ。

「パリエット錠10mg・パリエット錠20mgの 識別コード(カタカナ文字)を変更致します。」www.eisai.jp/medical/news/products/pdf/KK1032AKI.pdf

カタカナ印字するだけでなく、文字を大きくしたり、改良を重ねている。このような取り組みは、確かに患者目線で、非常に良い。

ただ、最近、ジェネリック薬が増えてきて、名前が難しくなっている。一般名は一般人には一般的でない(ギャグでも何でもなく、ただでさえ馴染みがない薬を、より一層難しくしてしまっている)。

一般名を覚えてもらうことがよいのか、どうすべきなのか。(そもそも薬の名前を知らずに飲んでいる人が多い・・・) このあたりの課題感、薬剤師の腕の見せどころなのかもしれない。