アメリカでの移動はスマホのナビに頼りっぱなしだった |
その先も進化は止まらず、携帯で地図が見られるようになり、GPSがつき、当たり前のようにナビゲーションの機能が付いている時代になってしまった。20万、30万していたものが、コスト削減とか機能簡略化とかではなく、技術的な革新により価格の桁が2桁、3桁変わってしまっている。
医療機器は高くても仕方ないものが多々ある一方で、価格の妥当性を問われるものも出てくるに違いない。特に情報を表示するモニタ類は、高価である理由は早々に無くなるだろう。
モバイルだから新しいとか、そういったことはあまり思わないが、これまで常識だった目が飛び出るような価格の製品たちを、激しい価格競争の波に飲みこんでくれる役割には、大いに期待している。そして、医療機器メーカーは、高価である正当性を示すべく、価値ある製品を生み出す努力をすることで、市民がよりよい医療を受けられるようになることを期待したい。
Mobile Healthcare Transformation | AirStrip |
ちなみに今回アメリカで聞いてきた話には、上記AirStripのようなiPhoneやiPadを使う話がたくさんあった。AirStripでは将来に向け大きな構想を描いているようだ(下記AirStrip社のシニアバイスプレジデントの記事参照)。
Mobility: Key to overcoming barriers to clinical transformation and ACOs | mHealthNews |
医療情報は病院だけのものではない。これは、先日のブログ【2013/10/5 データを取り戻せ】でも書いたが、情報共有に積極的な医療機関、そのための先行投資を惜しまない医療機関は、将来、価値が非常に高まるに違いない。