2013/10/12

セルフメディケーションが進まない理由(Part.1)

アメリカのドラッグストアで売られていたアセトアミノフェンのカプセル。Extra Strength Capletsと書いてあり、1錠で500mgのようだ。日本では処方薬で200mgや300mgのものだ。


これが500錠で8ドル19セント。1錠1.6セントだ。

そもそも500錠という単位で売っていることが日本ではありえない光景だ。


Amazon.com

上記にリンクを貼ったamazon.comで見たところ、金額も錠数も間違っていないようだ。

ちなみに日本では・・・

タイレノールA 10錠 【ケンコーコム】

ケンコーコムで調べたところ、アセトアミノフェン300mgのタイレノール10錠で733円だった。成分量を考慮した金額差は、実に74倍以上。日本が高すぎるのか、アメリカが安すぎるのか・・・。

セルフメディケーションという言葉は、とあるドラッグストアがCMで認知度を上げてくれたものの、一向に進んでいる様子がない。理由のひとつには「意外と薬が高い」ということもあるのではないだろうか。Part.2ではドリエルで有名なジフェンヒドラミンを紹介したい。

しかし、500錠って、1日3錠ずつ飲んだとしても150日以上持つわけで、アメリカという国が不思議でならない。

Part.2(http://meditur.blogspot.jp/2013/10/part2.html)へ続く


訂正(2013/10/12 9:30)タイレノールの錠数を誤って引用していたため、訂正しました。なお、20錠は1,143円。それでも50倍くらいは違いますね