2013/10/25

病院が中心となって改善や新しい医療を考える

医療界は、学術的な活動が盛んだ。臨床研究、基礎研究などの本質的な医学の探求はもちろん、現場の活動改善や経営改善などノウハウを共有しあうために様々な職種が参加することは、他業種ではあまり見かけない。

最近、MAYO CLINICのTRANSFORM2013のビデオがぞくぞくとYouTubeにあがってきた。医療界独特の活動は、魅力ある病院が輝き続けるために不可欠だと思う。そして魅力ある病院は、その活動自体で、周囲を引き寄せている。TRANSFORM2013の顔ぶれを見ていると多彩だ。本当に魅力ある病院というのは、活動の幅が限定されないように思う。

MAYO CLINIC TRANSFORM2013 内容はYouTubeで見ることができる!!
こちらからどうぞ⇒ YouTube検索画面へのリンク


日本でも、小倉記念病院が「小倉ライブ」、豊橋ハートセンターが「豊橋ライブ」、湘南鎌倉病院が「鎌倉ライブ」をしたり・・・。外部からも大勢参加するイベントとなっている。

福岡の麻生飯塚病院は、来月2日間にわたって、品質管理を中心としたカンファレンスを開催するらしい。こういった取り組み、外部から参加を受け付けることは珍しいが、より有益な会議にするには、内部に限定する理由はないということなのだろう。


力のある病院だけがますます力をつけ、そうでない病院と差が開いていくことは良くないように思うが、「力ある病院が周りをリードし引っ張っていってくれる」と理解すべきだ。せっかく、引っ張っていってくれようとしているのだから、それに乗らない手はない。ちなみに、この飯塚病院のカンファレンス、申し込みは今日までらしい。

カンファレンスの詳細は、こちら⇒http://aih-net.com/medical/lecture/chc/index.html